売れるiPhoneアプリを作るためにすべき事をまとめてみました

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はじめに


僕はこれまでにiPhoneアプリを3つリリースした。三つのアプリは殆どマーケティングをせず半ば勢いで作ってリリースした。

先日拙著の出版イベントで和洋風のするぷさん(@isloop)とパネルディスカッションを行った際、iPhoneアプリで収益を上げるにはどうしたら良いのか?という質問が多かった。

今回は売れるiPhoneアプリを作るにはどうしたら良いか『売れるiPhoneアプリの法則』や『iPhoneアプリ成功の法則』、『「iPhoneアプリ & AppStore」ビジネスのしくみ 』そして僕のiPhoneアプリ開発の経験や他のデベロッパさんから聞いた情報を元にまとめてみる。

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App Storeの現状


app store


✔iPhoneは全世界で1億台売れて、市場規模は5,000億円。日本は300万台。
✔20万人のiPhoneアプリ開発者が40万個のアプリを作り、100億個がダウンロードされた。
✔プロとアマ(サンデープログラマー)の開発者が共存できるiPhoneアプリ市場。

p2 『売れるiPhoneアプリの法則』より


✔iPhoneは全世界で1億台売れて、市場規模は5,000億円。日本は300万台。


日本の人口よりわずかに少ない数だ。iPhoneアプリは日本以外の国でも特別な処理を行わず世界でリリースする事ができる。



✔20万人のiPhoneアプリ開発者が40万個のアプリを作り、100億個がダウンロードされた。


既に40万個のアプリがApp Storeにある。いざアプリを作ろうと思ってApp Storeを検索してみると似たようなアプリがひしめいている事が多々ある。
これについては後で詳しく説明する。



✔プロとアマ(サンデープログラマー)の開発者が共存できるiPhoneアプリ市場。


TextForce作者の@ytkaさんやOneCamの@AppleWalkerさんと、ヒットアプリの作者もサンデープログラマーは多い。

ちなみにデベロッパはApp Storeでの売上の7割を受け取る事ができる。(115円のアプリであれば80円)



iPhoneアプリの99%がダウンロード1万以下


売れるiPhoneアプリ

有料アプリ1万本以上のヒット経験をもつアプリの開発者たちにインタビューしてみると、有料で1万以上のセールを出す確率は20本に1本くらいだいう意見が多かった。
p5


追記:(計算ミスをしましたORZ) 115円の収益の間違いです。

厳しい話になるが、ほとんどのiPhoneアプリは売れない。仮に115円のアプリで1万個売れてやっと8万円81万円の収益だ。
それに開発費や経費を引くと、とてもではないが食べていけない。



石の上にも3年という言葉があるように、20本アプリをリリースしてやっと当たりのアプリが出る可能性がある世界だという事は知っていた方が良いかもしれない。

ランキング25位までしか生き残れない


更に厳しい話は続く。


✔日本のApp Storeの無料アプリは1日4万本、有料アプリの1位は3,000本。

✔日本の有料総合25位内を7日間、もしくは100位以内を100日間の滞在で、1万本売上。


皆さんもご存知ではあると思うが、ランキングに入ると入らないのではDL数に大きな違いがある。大抵の人はランキングを参考にアプリを買うからだ。
ランキングに入らなければ、どんなに良いアプリでもDL数は伸びない。

上記の数字はランキングに入る目安として頭に入れておくべきであろう。これを知るとアプリをリリースするタイミングも考える必要があると思った。

タイミングは休日より、平日の方が良い気がする。

類似アプリがある場合


iPhone app

前述の通りApp Storeには40万個のアプリケーションが並んでいる。いざiPhoneアプリを作ろうとApp storeを探すと既に類似アプリケーションが山のようにリリースされている事も多い。そういった場合はどうするか? ここですぐに諦めてしまうのは早計だ。

類似アプリでもあなたが作るアプリは他のデベロッパが作ったアプリと全く同じにはならないだろうし、デザインが他のアプリより優っていればユーザーはあなたのアプリをDLする。

しかし、気をつけなくてはいけないのは、既にそのジャンルで大ヒットしているアプリがある場合はすっと手を引いて他のアプリを作った方が良いだろう。

類似アプリでヒットアプリが出ていない場合はチャンスだ。今直ぐ作り始めよう。

アプリのアイディア出し


拙著でも書いたが、アプリのアイディア出しを行う時はブレインストーミングを必ずしよう。1人ではなくて、複数でやる方がずっと良い。
なるべく沢山のアイディアを出そう。一見馬鹿げたアイディアでも必ず書き留めておくように。そういうアイディアが化けたりする。

テレビで取り上げられるアプリやApp Bankで取り上げられるようなアプリはヒットする可能性が高い。この辺も頭に入れておくべきであろう。

ユーザーになって考える


アイコンは本当に大切


Fasterousをリリースした時、アイコンが本当に残念だ。というフィードバックが沢山あった。アイコンをプロのグラフィックデザイナーの@OZPAさんのお願いしたところ、その日からアプリのDL数の変化が如実に現れた。

ちなみに下記が過去のアイコン

Fasterous1



これが現アイコン

Fasterous




スクリーンショットも忘れてはいけない


App Storeではアイコンをクリックして次にユーザーが見るのはスクリーンショットだ。このスクリーンショットで手を抜いてしまうのは勿体ない。

アプリがどういうアプリなのか一目みてわかるのが良い。

どのカテゴリで勝負するのか?


日本で売れるカテゴリ


✔他のケータイではたくさんあるに、iPhoneで少ないものを狙う
✔ランキングの1割がユーティリティ。


App BankやApp Storeをもう1度研究して、どんなアプリに需要があるか調べてみよう。お天気アプリや2chまとめビュアー等はランクインしやすい反面そのほとんどが無料アプリケーションである。

逆に辞書アプリは高額でも売れる。

僕ら日本人はカメラが好きなのでカメラアプリも人気が高いが、既に秀逸なカメラアプリが沢山ある。


世界で勝負


米国では断トツでゲームカテゴリが人気。Angry Birdが有名だ。僕はゲームのアプリは作らない。僕自身ゲームをやらないからだ。

アメリカ人にとっても、プロモーションの手段のない日本のランキングに入る事は難しく、それを乗り越えたアプリには、世界で勝負できる理由があるはずだ。


大抵の日本人デベロッパも同様海外でのプロモーションを行わない。拙著で海外でのマーケティング方法を書いたので参考にして頂けたらと思う。







有料か無料か?


無料の場合


世界の市場では「無料でDLさせて追加課金」が現在のトレンドだ。僕の場合の例で言うと『iOkinawa!』は無料でリリースして1万以上DLされているが(Adomobという広告付き)、具体的な金額は明記しないがほとんどお金にはならない。

無料のアプリで儲けるには最低でも10万以上のDL数が必要だと思う。(それでもお小遣い程度)それでいて、毎日必ず起動されるアプリケーションである事が必須だ。やったらやめられないゲームなんかが良いだろう。

追加課金をする場合は『太鼓の達人』のようにある程度ゲームをユーザーにさせて他の楽曲は有料でDLさせる手法が良い。



有料の場合


iPhoneアプリは殆どのアプリが115円から320円と一回喫茶店に行くより安いのに、多くのユーザーはDLするのにとても慎重だ。
それでいてランキング入りしないと、DLすらしてもらえない。ここを考えなくてはいけない。

App Bankや有名なブロガーにプレスリリースを出すのも1つの手だ。発売日にSaleをするデベロッパも少なくない。

saleでDL数が伸びればランキング入りして、DL数がまた伸びる。

売れるアプリの共通点


✔アイコンが美しく、アプリ内容がイメージできる。
✔スクリーンショットを見る限り、使いやすそう。
✔App Storeのアプリ紹介文がうまく推敲されている。
✔利用シーンが明確である。
✔友達に一言で説明できる。


上2つは説明済みなので割愛する。




✔App Storeのアプリ紹介文がうまく推敲されている。


iPhoneアプリは作って終わりにしない事。僕もコードを書くのは好きなのだが、説明とか凄く面倒でこの作業が実は1番辛かったりする。
しかし、僕がアプリを買う時も説明文は必ず読む。ユーザーの事を第一に考えるべし。




✔利用シーンが明確である。


合コンで使えるアプリなのか、文章を書くのに使えるアプリなのか利用シーンを明確にする。




✔友達に一言で説明できる。


友人にこのアプリ格好良いでしょう?とついアプリ自慢をしたくなる事はないだろうか?僕自身も沢山の友達にiPhoneアプリを勧めてきた。
友人に自慢したくなるアプリである事。その場合説明は1言で、できるくらいシンプルなアプリが望ましい。

おわりに


上記にあげた項目を試せば多少なりともDL数に差が出るはずだ。アプリを作って終わりではなく、アプリをマーケティングする事も重要なのではないだろうか。

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コメント

  1. Gonta より:

    115円が10000本売れたら8万円じゃなくて80万円じゃないですか?

  2. Ray Matayoshi より:

    すみません><修正致しました!

  3. Ssss より:

    誤字脱字がおおいですね。
    見直してください。

  4. Ray Matayoshi より:

    ご指摘ありがとうございます。もう一度見直します><

  5. Kyamo より:

    初めまして。iPhoneアプリ市場に疎い自分でしたが、当記事はとても参考になりました。ありがとうございます。

  6. attrip より:

     最近は、ソーシャル機能を使ってるアプリが上位にあがりやすいですね。
    昨日びっくりしたのは、腹筋アプリで、プッシュ型で腹筋やりませんか?ときて

    よし!やるか!

    と思った。
    それでやり終わったら、結果をtweeetしませんか?
    とでたので、これなら、とりあえずtweetしてしまいますね。

    ユーザを媒体とした宣伝が有効かも?

  7. yol_yk より:

    色々参考になりましたがもっと知りたい事、どんなアプリが売れるか?と考えたときに何が浮かびます?
    私は自由、メリット、ニーズ、近未来、こういう物を考えて作ったアプリ。売れるアプリは当然集客法も大事ですが色んな人の意見をまとめて聞いてみたいです。
    今、一つ、アプリを作成依頼してます。どうなるかな~です。

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またよし れい

執筆者:またよし れい

1983年、東京都葛飾区生まれ。アメリカのカレッジを卒業後独立。

2010年よりブログを立ち上げ、現在はブログ発信を中心に世界を旅しながら仕事をしている。

著書に『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』、『Facebookコミュニティ成功の法則』などがある。

これから起こる事を予想できる人間は居ません。唯一わかっているのは、人間は誰でも必ず死ぬという事だけです。僕は何度も言っていますが、「今」を楽しめない人は、この先の人生も楽しめないと思います。人生は「今」の連続で、その延長線上に未来はあるのです。過去に嫌な思い出があっても、「今」を楽しく生きる事で、過去の事実は変えられなくとも、過去の意味は変わってくるんではないでしょうか?

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