【ネタばれ】映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の感想 | 最初と最後30分の緊迫感がすごかった!

スポンサーリンク

Zoro

友達にすすめられたので早速映画館に観に行ってきました。本編は新米CIAの女性が特殊部隊を使ってパキスタンでビン・ラディンを殺害するまでを描いている映画です。

160分ある映画なんで正直途中で飽きたらどうしようなんて思いましたが、杞憂に終わりました。良い映画でした。

『ゼロ・ダーク・サーティ』オープニング

まずはオープニングシーンです。音声だけが静かな映画館に響き渡ります。2001年9月11日の貿易センタービルに取り残された人たちの生の音声です。

もう最初からやられました。あの悪夢のような事件が一瞬で映像なしで脳内再生されました。

マヤの成長

高卒でCIAからリクルートされた女性のマヤがパキスタンに赴任されます。9.11の首謀者であるビン・ラディンを見つけ出すために、マヤの上司がビン・ラディンの手下(捕虜)に拷問をして口を割らせようとします。

この拷問には新人のマヤも最初ビビってます。ただ拷問シーンはもうちょっと強烈でも良かった気がします。(拷問を見たいとか、そんな悪趣味があるわけではないんですが、本当はもっと酷い拷問してたと思うんですよね)

拷問をしても中々ビン・ラディンの手がかりをつかむ事ができないまま時は経過していきます。マヤもキャリアを重ねていくうちに強く成長していく様子がうかがえます。拷問にも新人の頃こそ怖がっていましたが、今は自ら積極的に参加するようになっていきます。

この拷問はニュースでも問題になりましたよね。拷問している事が世間に知られCIAと政府の評判は下がります。拷問を続けて、ビン・ラディンを追い詰める事ができなくなりました。

しかし、無常にもテロは世界中で起きています。一緒に働いてた同僚達もテロに巻き込まれて死んでしまいます。マヤは復讐に燃え、必ずビン・ラディンを殺害する事を誓います。

ラスト30分がアツイ!

2001年から10年もの時間が経過します。マヤもすっかりベテランCIAになり、権限もそれなりあります。そんな矢先にビン・ラディンと繋がっている最重要人物を見つけ出す事に成功します。ビン・ラディンが潜んでいるあろう屋敷に特殊部隊を送り込みます。

このエンディングまで30分間は緊迫感があってスクリーンに吸い込まれました。リアル「メタルギアソリッド」です。

1つのミスがこの10年間を無駄にします。アメリカ国家いや全世界をかけての任務遂行なのです。このシーンは是非映画館で観てください。

復讐の果てにあるもの。

遂にビン・ラディンと思わしき人の殺害に成功します。特殊部隊はビン・ラディンを死体のまま袋に入れて、基地まで持ち帰ります。真っ先にマヤがビン・ラディンの死体を確認しに行きます。

すべてが終わりました。マヤは新人でCIAに入ってから10年間をすべてビン・ラディンに注ぎリベンジを果たしました。

最後のシーンでマヤが米国が調達した貸切チャーター便の中でスタッフに尋ねられます「どこに行きますか?」しかしマヤは答えれません。ビン・ラディン殺害はマヤにとって、全てでした。

それが終わった今マヤにはもう何も目標とする事がありません。いや、ビン・ラディンを殺したところでテロから世界を救えない事を知って絶望しているようにも見えました。

絶望の表情を残したまま映画は終わりました。

さいごに

政治的な話を当ブログでする予定はありませんが、『ゼロ・ダーク・サーティ』は米国側からみた9.11がリアルに描かれているように感じました。僕自身もこの映画が描いている時代にちょうどアメリカに住んいて、テロの話題はさんざん学生時代にディベートしたので映画の内容も入ってきやすかったです。

最近みた映画の中では1番見応えがありますのでダイ・ハードなんか観てないで、興味があったら観てみてください:)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

またよし れい

執筆者:またよし れい

1983年、東京都葛飾区生まれ。アメリカのカレッジを卒業後独立。

2010年よりブログを立ち上げ、現在はブログ発信を中心に世界を旅しながら仕事をしている。

著書に『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』、『Facebookコミュニティ成功の法則』などがある。

これから起こる事を予想できる人間は居ません。唯一わかっているのは、人間は誰でも必ず死ぬという事だけです。僕は何度も言っていますが、「今」を楽しめない人は、この先の人生も楽しめないと思います。人生は「今」の連続で、その延長線上に未来はあるのです。過去に嫌な思い出があっても、「今」を楽しく生きる事で、過去の事実は変えられなくとも、過去の意味は変わってくるんではないでしょうか?

詳しいプロフィールはこちら>>>