スマホで社会にちょっと“いいこと”を!ソーシャルグッドアプリ17選

ソーシャルアプリ

こんにちは!「トジョウエンジン」というブログマガジンを運営している三輪(@3_wa)と申します。この度、2回目の寄稿させて頂くことになりました。

先日は、途上国の水不足や電気不足といった問題をデザインの力で解決するアイデアをご紹介しました。

社会を変える画期的デザイン!途上国から生まれたグッドアイデア17選 | Last Day. jp

今回は「Last day .jp」のメインテーマの一つでもある「アプリ」の力で、社会にちょっと“いいこと”をする方法をお伝えします!

iPhoneやAndroidなどスマートフォンを使って気軽に社会貢献する、ソーシャルグッドアプリ17個の紹介です!

目次

■社会問題を「知る」ためのアプリ5選

社会にある様々な課題。日常生活の中で目にしない問題もアプリを使えば簡単に知ることができます。

問題解決の第一歩は「知る」ことです。途上国の課題をはじめとした社会問題を知るためのアプリ5つをご紹介します。

1.絶滅の危機に瀕している動物のことを知ることができる「WWF together」

象

パンダのマークで有名な世界自然保護基金(WWF)が、絶滅危惧種の動物たちを知ってもらうためにiPadアプリ「WWF together」を制作しました。

アプリのデザインが美しく、動物の綺麗な写真を見るだけで愛着が生まれます。他にも折り紙で紹介する工夫もされており、子供と一緒に家族で楽しく知ることができます。

[参考] The World’s Most Amazing Animals in One App | Pages | WWF

2. 難民の男女のストーリーを疑似体験できる「My Life as a Refugee」

難民

世界に約1500万人いると言われている難民問題。この問題を知ってもらうために、国連難民高等弁務官(UNHCR)はスマホアプリ「My Life as a Refugee」をリリースしました。

アプリを使って、難民の歴史や厳しい生活を疑似体験することができます。3人の物語がありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

[参考] 世界中の難民の境遇を体験しよう! 国連の難民支援機関「UNHCR」のアプリ「My Life as a Refugee」 | トジョウエンジン

3.アフリカと水の関係を知ることができる「Care Africa」

アフリカ

「世界水の日(3月22日)」に合わせてリリースされた「Care Africa」。アフリカの女性や子供たちが直面する「水」の問題について知ることができるアプリです。

問題を知った人たちがすぐアクションを起こせるよう、チャリティイベント情報の配信も行っているのも特徴です。身近な水と、遠い国のアフリカの関係に関心のある方はぜひ!

[参考] 国連『世界水の日』に、国際協力NGO「CARE」が アフリカと水に関する無料アプリ「Care Africa」配信 | ケア・インターナショナル ジャパン

4.エイズ孤児の問題を肌で感じることができる「チャリティクロック」

エイズ

14秒に一度写真が変わる時計アプリ「チャリティクロック」。14秒に1人、エイズ孤児が増えていることを知ってもらうために、このアプリが作られました。

エイズ孤児のことを知るための絵本も用意されている他、エイズ孤児を支援するNGO PLASへ寄付することもできる多機能アプリです。

[参考] エイズ孤児支援NGO・PLAS|Charity Clock for iPhone – iPhoneアプリ・チャリティクロック –

5.日本とバングラデシュの違いを比較するアプリ「Banglab」

バングラデシュ

最後は手前味噌になりますが、私のつくったiPhoneアプリ「Banglab」です。アジア最貧国と呼ばれるバングラデシュと日本の違いや共通点をわかりやすく紹介するために作りました。

余談になりますが、このアプリは『C言語も知らなかった私が、たった2ヵ月でiPhoneアプリをつくった方法』に習って0から2ヵ月で制作しました。「知る」アプリを自分で作ってみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

[参考] iPhoneアプリを0から2か月でリリースするまでにした20のこと.m | みんなの扉を開くカギ

■社会問題を「解決」するためのアプリ6選

問題を知ったら、次は「行動」です。社会問題を解決するために作られたアプリを使って行動を起こしましょう!

まだ未完成なサービスもありますが、これからの発展に期待したい7つのアプリをご紹介します。

6.電話機能を使って地雷や爆発物を探知する「SAPER」

電話 地雷

ポーランドの大学生が開発した「SAPER」というアプリ。昨年開かれたマイクロソフトのコンペ「Imagine Cup」の優勝作品です。

電話が磁器計の役割を果たし、地雷の探知が可能になるとのこと。約75%の確率で地雷探知に成功しており、カンボジアやアフガニスタンなど地雷被害の多い国から期待が集まるサービスです。

[参考] マイクロソフト社主催コンペ「Imagine Cup」で優勝、ポーランド学生が開発中の地雷探知アプリ | トジョウエンジン

7.カメラで尿を撮影するだけで健康チェックができる「uChek」

尿検査 iPhone

iPhoneで簡単に健康チェックするアプリ「uChek」を開発したインドの会社Biosense。医療とITを繋ぐ取り組みで高い評価を受け、アメリカのTEDに登壇したこともあります。

「uChek」は尿サンプルを撮影して分析することで、たんぱく質や糖分量などを基に25段階での健康診断ができるという高性能アプリ。現在リリース待ちですが、完成したら医療費を払えない人々にとって重宝すること間違いなしでしょう。

[参考] インド発の健康アプリ「uChek」、尿サンプルを分析し病気の予防に | トジョウエンジン

8.東ティモールから誕生した物流支援スマホアプリ

物流

発展途上国のための製品コンテスト“See-D Contest2012”で最優秀賞を受賞したチームtranSMSが手掛けるスマホアプリ。「モノを安く運べるようにする」ことを目的に現在開発が進んでいます。

スマホアプリは、一言でいえばトラックの運転手と農家を繋ぐクローズSNSであり、互いの情報を共有することで輸送にかかるコストがグッと低くなるのです。サービスは今年中にリリースを予定しており、要注目です!

[参考] 貧困層を救う輸送サービス! 東ティモールの問題解決を行うプロボノチーム「tranSMS」 [READYFOR?] | トジョウエンジン

9.iPhoneを補聴器に変える魔法のアプリ「BioAid」

補聴器

世界に5億人いると言われている難聴者。高額な補聴器を購入できず苦しむ人が増える中、誕生したアプリが「BioAid」です。

「BioAid」は音の増幅だけでなく、背景の雑音を弱めることもできます。値段はなんと無料で、iPhoneさえあればすぐに使うことができます。このアプリのリリースを待ち望んでいた人もきっと多かったことでしょう。

[参考] BioAid — The Biologically Inspired Hearing Aid

10.インドの自閉症を持つ子供たちのために作られた教育アプリ「Toby Playpad」

自閉症

難聴と同様に世界的な課題となっている自閉症。インドでは130万人を超える自閉症患者がいると言われています。この問題を解決するためにインドのNGOがオーストラリアの大学と共同でiPadアプリ「Toby Playpad」を開発しました。

ペイントや花火など遊びの要素も入っており、小さな子供でも楽しく学ぶことができます。他にも学習の進捗をグラフで簡単にチェックデキたりと、細かな工夫が行き届いた教育支援アプリです。

[参考] インドのNGO団体、自閉症の子どもの教育のためにiPadアプリ「Toby Playpad」を制作 | トジョウエンジン

11.世界67ヵ国で使われているゴミ拾いアプリ「PIRIKA(ピリカ)」

PIRIKA

世界67ヵ国、180,000か所で利用されている「PIRIKA」。「ゴミ拾いをしたら、写真を撮って投稿するだけ」というシンプルなサービスゆえに、ここまで広まりました。

孤独になりがちなゴミ拾いの作業を共有することで、「ありがとう」の輪を広げて、もっとゴミ拾いを増やしていきたい。ゴミを拾うとクーポンが付くなど、ゴミ拾いを楽しく・格好よくしたいというコンセプトは素敵ですね。

[参考]ゴミ拾いアプリ – PIRIKA (ピリカ)

■問題解決に「協力」するためのアプリ6選

スマートフォンの機能を活用して、社会問題を解決する方法をご紹介しましたが、問題が近くになければ使うことができないサービスがほとんどでした。

そこで最後に紹介するのが、問題解決に「協力」するためのアプリ。世界中どこにいても、アプリを使うだけで手軽に社会貢献できる方法をご紹介します。

12. 購入したお金がアフリカ支援に繋がる、音楽検索アプリ「(Shazam)RED」

音楽検索

流れている音楽を聴かせると、曲名やアーティスト名などの情報を検索してくれる便利アプリ「Shazam」。このスペシャルバージョン「RED」があることをご存知でしょうか?

アプリ販売1本につき売上げの20%が世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)に寄付される仕組み。オシャレな赤いアプリを買って、気軽に社会貢献できるのです。

[参考] Shazam – Get (Shazam) RED on iPhone & iPod Touch

13. ユニクロがつくったバングラデシュ支援アプリ「The Value of $1」

バングラデシュ支援
「The Value of $1」は名前の通り販売価格1ドルのアプリです。購入すると、バングラデシュの子供たちの識字率向上に繋がる活動にお金が使われます。

1ドルがバングラデシュでどのように活用されていくのか調べることができるのがこのアプリの特徴。ジュース1本分のお金で貧しい子供たちに何ができるのか?ぜひ調べてみましょう。

[参考] グラミンユニクロ – Grameen UNIQLO

14. 歩いた分だけ寄付することができる「Road+」

road

ウォーキングやランニングをするだけで社会貢献できるアプリ、それが「Road+」です。歩いた分だけポイントが加算され、ポイントは好きな商品に交換することができます。

そしてチャリティーイベントに参加すれば、1km歩く度に2円寄付することができます。健康にも良く、社会にも良い、一石二鳥なアプリなのです。

[参考] 歩く・走るだけで寄付やギフトがGETできるウォーキング・ランニングアプリ[Road+(ロードプラス)] | DiMERS Lab

15.東北のニュースを読むと、被災地に花が届く「Smile News」

東北ニュース

今なお復興作業が続く東北。その東北の今を「読む」だけで、実際に東北へ花を届けることができるアプリが「Smile News」です。記事を読むごとにアプリの中で花が育ち、咲ききるとユーザーのネーム入りの花が被災地に飢えられる仕組みです。

ネーム入りの花が植えられると、プロジェクト事務局から花の写真付きのお礼メールが送られるというのも嬉しいお返しもあります。さあ、アプリを使って東北に花を咲かせましょう!

[参考] スマイルとうほくプロジェクト

16.つぶやき1回が1円の寄付になる「isave」

募金

「isave」はTwitterやFacebookで一回投稿するたびに1円寄付できるアプリです。募金のお金自体は協賛企業が支払ってくれるので、支出は発生しません(アプリも無料です)。

現在はサービスを停止してしまったようですが、今年2013年秋にサービスの再開を目指しているとのこと。隙間時間を使って、いつでも&どこでも社会貢献できるアプリの復活に期待したいです。

[参考] isave | social good

17.料理の写真を撮ってアフリカの子供たちを救う「Table for Two」

アフリカ

「美味しい」社会貢献アプリをご存知ですか?「Table For Two」を使ってヘルシーな食事の写真をアップすると、アフリカの子供たちへの給食代として協賛企業から1円寄付されます。

健康的な食事の写真を取ることで、自分の健康管理にも役立ちます。自分にも、そして途上国の子供たちにもやさしいアプリであり、グッドデザイン賞も受賞しています。

[参考] 食事の写真をアップするだけで、健康管理と社会貢献が同時にできる「おいしい」アプリ”Table For Two”

以上、17個のアプリはいかがでしたでしょうか?

WEBメディア「トジョウエンジン」では、今回紹介したようなソーシャルグッドアプリの紹介を始め、途上国の問題を解決するグッドアイデアを毎日発信しています。

もしご関心ある方は良かったらぜひ遊びに来てください!

トジョウエンジン | 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン

また、アプリではありませんが、先日テクノロジーの力で途上国の問題を解決する新事業を「トジョウエンジン」の仲間たちと立ち上げました。アジア最貧国バングラデシュの看護師へ、質の高い映像教育を届けるプロジェクトになります。良かったら下のリンクからご確認ください!

バングラデシュの患者を救え!最高の授業をナースの卵に届けよう(税所篤快) – READYFOR?

(三輪開人 @3_wa

iPhone 5S

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またよし れい

執筆者:またよし れい

1983年、東京都葛飾区生まれ。アメリカのカレッジを卒業後独立。

2010年よりブログを立ち上げ、現在はブログ発信を中心に世界を旅しながら仕事をしている。

著書に『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』、『Facebookコミュニティ成功の法則』などがある。

これから起こる事を予想できる人間は居ません。唯一わかっているのは、人間は誰でも必ず死ぬという事だけです。僕は何度も言っていますが、「今」を楽しめない人は、この先の人生も楽しめないと思います。人生は「今」の連続で、その延長線上に未来はあるのです。過去に嫌な思い出があっても、「今」を楽しく生きる事で、過去の事実は変えられなくとも、過去の意味は変わってくるんではないでしょうか?

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