南アフリカ・ヨハネスブルクの治安について 世界一治安が悪い国というのは本当?

南アフリカ

南アフリカは日本発だとフランス・パリ経由、香港経由、ドバイ経由がメジャーなルートです。今回僕はエミレーツ航空でドバイ経由で南アフリカ・ヨハネスブルクまで行ってきました。日本→ドバイで10時間、ドバイ→ヨハネスブルクで8時間なので計18時間の空の旅です。さすがに疲れました(笑)

日本との時差は-7時間です。途中ドバイに寄って、数日過ごした事もあり、あまり時差ボケにはなりませんでした。さて、南アフリカ・ヨハネスブルクといえば、その治安の悪さが問題視されています。僕もヨハネスブルクの治安については、渡航前に入念に調べてから行きました。

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それでは、ヨハネスブルグの治安について紹介します。

ヨハネスブルグの治安について

ヨハネスブルグでは金品を狙った犯罪が1番多いです。以下、在南アフリカ日本大使館が発表している2013年の邦人犯罪被害事件一覧から抜粋した一例をあげていきます。

参考:2013年邦人犯罪被害事件一覧表 | 在南アフリカ共和国日本国大使館

http://www.za.emb-japan.go.jp/jp/information_residents/sacrifice2013.pdf

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(実例1:窃盗 車上荒らし)

午後0時頃、被害者はレストランで食事をするために直近の駐車場に自家用車を止めたが、約1時間後に戻ってみると、トランクに入れて おいた鞄<PC、書類、旅券等在中>が盗まれていた。

(実例2:強盗 路上強盗)

男性被害者が、午後2時頃にポイント地区を歩いていたところ、3人組の男にいきなり背後から首を絞められ鞄を強奪された。被害者は抵抗した際に犯人から手を噛まれ負傷した。

(実例3:強盗 路上強盗)

男性被害者が、午前8時頃に長距離バス乗り場でバスを待っていたところ、10人組の男らに囲まれて羽交い締めにされ、所持していた現金や携帯電話を強奪された。

(実例4: 窃盗 車上荒らし)

午前8時頃、被害者がヨハネスブルク市内のランドバーグスポーツセンター内の駐車場に車を駐車したが、約2時間後に駐車場に戻ったところ, 私用車の窓ガラスが破壊されており,車内にあった物(鞄,財布,旅券,腕時計,鍵等)を全て盗られていた。

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ネット上で、公開されている情報はやや誇張されている印象を受けました。

金品を狙った犯罪が多いのは事実ですが、過去数年において邦人の殺人事件はありません。南アフリカには年間1,000万人近くの観光客が来ます。治安が最悪なら、ここまで観光客は来ないと思います。治安も年々回復してきていると言われています。外務省の危険情報では、「レベル1十分注意」と4レベル中最も低い危険レベルです。

しかし、治安が良いとは決して言えません。むしろ僕がこれまで訪れた国の中では、治安が悪い方です。街中は物乞いが沢山いますし、信号待ちをしていると必ず誰かが窓の近くによってきます。

上の例でもある通りバスでの犯罪が多いようなので、バスの利用は避けた方がいいでしょう。夜間に街中を歩くのもやめた方が良さそうです。

南アフリカは黒人の人口が9割です。アジア人の旅行者は、南アフリカではとても目立ちます。事実、ヨハネスブルグ空港以外で僕以外のアジア人を見かける事はありませんでした。

汚職まみれの警察

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今回、ヨハネスブルグでの移動はレンタカーを利用しました。車上荒しもあると聞いていたので、レンタカーの保険はフルカバーにしました(もっともレンタカーを借りる時はいつもフルカバーにしていますが)。

こちらから、海外主要レンタカーブランドを一括で検索できます。

空港内のレンタカー屋さんで車を借り、駐車場内を走行していたら警察官に停められました。駐車場内ですよ。警察官は、僕が徐行サインを見逃してますと言ってきました。僕も初めての国で、しかも駐車場内でスピードを出すわけがありません。彼らの目的は賄賂(ワイロ)です。

外国人を狙った警察官による犯罪がある事も、事前にリサーチ済でした。空港内の駐車場で良くある手口です。

以下のブログがすごく参考になります。英語なので、要点をカンタンに訳します。

<絶対に賄賂は払ってはダメ!>

  1. 車の運転をする時に外国人は必ず国際免許証とパスポートを携帯してください。これがないと罰金の対象です。
  2. 警察官が偽物の事もあるので、警察のIDを見せてくださいと言ってください。英語では「May I see your appointment card, please?」と言ってください。
  3. 言い争いはしないでください。あくまで冷静に話し合ってください。警察のIDは、できれば写真に撮ってください。これも許可をとってください。
  4. 違反チケット(Ticket)を要求してください。
  5. 焦っている様子を見せてはいけません。飛行機の時間が迫っていたりして時間がないとわかると、「警察署に行こう。行く時間がないのなら、ここで罰金を払え」と言ってきます。リラックスしてください。

上記の事を実践すれば、大体の場合警察官は開放してくれます。

僕の場合もネットにある情報通りでした。何かしら難癖をつけてきて、車を停止させる。これから警察署に行こう。それか時間がないなら、この場で800南アフリカランド(4000円くらい)払え。時間があれば、これから一緒にカフェでも行かないか?など言ってきます。

警察IDを見せてください。違反チケットを見せてくださいと言うと「You may go now」と開放されました。南アフリカは、警察の腐敗を今すぐ取り締まって欲しいです。

運転マナーについて

治安が悪いので、運転マナーも悪いのでは?と心配していましたが、杞憂に終わりました。左車線を走るし道路が広く運転マナーも良いので日本人でも運転しやすいです。大自然の中走るので気持ちいいです。この辺は米国ととても似ています。

地図は、Google Mapを利用しました。

地元の人の話

僕は今回ヨハネスブルグの隣町、比較的治安の良いとされるプレトリアに滞在しました。商業、政治の中心地なので各国の大使館があります。そこで聞いたのですが、地元の人でもヨハネスブルクにはなるべく近づかない方がいいと言っていました。外国人がヨハネスブルクに行く時は、現地のガイドさんをつけるべきだと言っていました。

※プレトリアでも犯罪はありますが、ヨハネスブルクに比べて比較的に治安が良いとされています。

犯罪に巻き込まれないように注意しておくこと

  • 夜間の外出は避ける
  • 大金を持ち歩かない
  • 少額のお金をいれたダミー財布を持ち歩く
  • 強盗に万が一遭遇しても抵抗せずにお金を差し出す
  • 車のドアはロック
  • 車に貴重品は残しておかない
  • 危険エリアには近寄らない

これまで2度、南アフリカには来ています。数日南アフリカに滞在しましたが、強盗に遭遇する事はありませんでした。(汚職警官には遭遇しましたが。。)次回は、南アフリカの観光について書きます。

深夜にヨハネスブルグに到着した場合は、空港内ホテルがおすすめです。

【ヨハネスブルグ】O.R. タンボ空港の中にある安全なホテル「City Lodge Hotel」宿泊記

以前に、治安が悪いと言われているフィリピンの治安についても調べています。

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またよし れい

執筆者:またよし れい

1983年、東京都葛飾区生まれ。アメリカのカレッジを卒業後独立。

2010年よりブログを立ち上げ、現在はブログ発信を中心に世界を旅しながら仕事をしている。

著書に『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』、『Facebookコミュニティ成功の法則』などがある。

これから起こる事を予想できる人間は居ません。唯一わかっているのは、人間は誰でも必ず死ぬという事だけです。僕は何度も言っていますが、「今」を楽しめない人は、この先の人生も楽しめないと思います。人生は「今」の連続で、その延長線上に未来はあるのです。過去に嫌な思い出があっても、「今」を楽しく生きる事で、過去の事実は変えられなくとも、過去の意味は変わってくるんではないでしょうか?

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