ブログにコメント欄は必要か?

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Googleは公式で、【UGC(User Generated Content =ユーザーが作成したコンテンツ)は価値あるコンテンツだ!】と言っています。実際に、Yahoo知恵袋などのQ&Aサイトや、価格コム、食べログ、プログラマーのためのQ&Aサイト=Stack Overflowなど(これは全てUGCですね)が、検索上位にしばしば表示されています。

ツイッター上で、Jennifer Sleggさん(SEM会社の代表)が、Googleスイスの”Search Trends Analyst”であるGary Illyesさんに「UGCが価値あるコンテンツという事は、ブログのコメントも価値あるコンテンツとしてGoogleはみているんですよね?私達のサイトでもコメント欄が盛り上がっている記事が検索順位が上がってきています。」と質問をしました。

GoogleのGaryさんは「はい。コメント欄が、健全で活発なコミュニティを築いているのであれば、評価は上がります。良いコンテンツを5点とする、良いサイトからの被リンクは、2点、活発なコミュニティ形成は1点です。この数字は適当な数字ですが、Googleのアルゴリズム上きちんと評価されているという事です。

コメント欄はGoogleにインデックスされている

検索結果をみればわかりますが、Googleはコメント欄をインデックスしています。(コメント欄をno indexにする事も可能です)ようするに、検索結果に「読者のコメント」が表示される可能性があるという事です。

DISQUSやFacebook commentsなどのサードパーティ制のコメントシステムもGoogleはインデックスしています。僕も以前にいくつかのサードパーティ制のコメントシステムを導入していましたが、今はWordPressデフォルトのコメントシステムに落ち着いています。

※DISQUSやfacebookはログインしないとコメントができないので、コメントのしやすさを考えて匿名でもコメントできるデフォルトの機能を利用しています。

コメントもコンテンツの一部として評価されている

コメント欄がインデックスされているのである程度予想はつきますが、コメントもコンテンツの一部として評価されています。GoogleのJohn Mueller氏も公式にコメント欄が検索結果に与えていると認めています。

コメント欄を設置した時のメリット

コメント欄を設置した時のメリットをいくつか挙げていきます。

コメントはユニークなので、他のサイトが真似できない

記事が検索上位に表示されていると他のブログに記事をリライトされる事があります。しかし、さすがにコメント欄までは真似できないので差別化できます。また、純粋に読者がどんな事に疑問を持っているか?コンテンツに対して、どんな感想・意見を持っているか?を知る事ができるのも大きなメリットと言えます。この視点は、書いている本人ではわからない事も多いですからね。

コメント欄が活発なサイトは再訪問したくなる

コメント欄が活発なサイトは、それだけでそのサイトが人気がある証になります。コメント欄に良いコメントがつき、そこから良い議論が起こりコンテンツにより深みが出る事も少なくありません。そうすると、コメントをつけたユーザーは自分のコメントに返信があるか確認するため(または他のコメントを確認するため)にサイトに戻ってきます。

現に僕も、良く読んでいるブログはコメント欄までキッチリ読みます。コメント欄にこそ探していた情報が載っている事もあります。

読者が教えてくれる

以前の投稿で書いたのですが、

“情報やスキルを、惜しみなく公開し共有することは、そのコミュニティ自体の活性化のためには、重要なことです。僕が持っている情報を全て公開し共有することで、よい循環がうまれ、計算していなかった事が、2倍3倍となって返ってくることがたくさんありました。”

僕が書いたコンテンツに対して、「この方法はもっとオススメですよ!」とコメント欄で教えてくれる人がいます。こういう時は、コメント欄を開放しておいて良かったなと思います。

コメントがキッカケで過去記事をメンテナンスする良い機会

コメントが付くと通知が来るのでコメントが付いた記事を見返すキッカケになります。そこで情報が古くなっていれば、最新の状態にアップデートする事ができます。

コメント欄を設置した時のデメリット

誹謗中傷や冷やかしなど低品質のコメントがつく

コメント欄はいつでも良いコメントばかりではありません。誹謗中傷や冷やかしのコメントが付く事も少なくありません。僕のブログでも、誹謗中傷コメントがつく事があります。低品質のコメントは、コンテンツ全体の評価を下げる可能性もあります。

スパムコメントがたくさん来る

僕が運営している「ビジネスクラス搭乗記」では掲示板を作成したのですが、スパムコメントの温床になってしまい一時掲示板を停止しています。

スパムコメントや誹謗中傷コメントの対策法

WordPressは、コメントが付くとサイト運営者がコメントを承認するか、否認して非表示にするかを選択できます。明らかな誹謗中傷コメントや冷やかしのコメントは、コメントを否認しています。スパムに関しては、Akismetというプラグインがスパムを半自動で排除してくれます。

※WordPressのコメント欄のURLにはnofollowがついていますので、他のサイト運営者にURL付きでコメントがついても「このページのリンクをたどらない」といった指示を検索エンジンに与える事ができます。

結局は読者の事をどう思うか?

Googleがコメント欄が良いよ!と言ってるからコメント欄を開放するのではなく結局読者にとって必要か?という所にフォーカスすると答えが見えると思います。なので、コメント欄はノイズになるのであえて外しているサイトもあるでしょうし、コメント欄がなくても素晴らしいサイトは沢山あります。

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またよし れい

執筆者:またよし れい

1983年、東京都葛飾区生まれ。アメリカのカレッジを卒業後独立。

2010年よりブログを立ち上げ、現在はブログ発信を中心に世界を旅しながら仕事をしている。

著書に『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』、『Facebookコミュニティ成功の法則』などがある。

これから起こる事を予想できる人間は居ません。唯一わかっているのは、人間は誰でも必ず死ぬという事だけです。僕は何度も言っていますが、「今」を楽しめない人は、この先の人生も楽しめないと思います。人生は「今」の連続で、その延長線上に未来はあるのです。過去に嫌な思い出があっても、「今」を楽しく生きる事で、過去の事実は変えられなくとも、過去の意味は変わってくるんではないでしょうか?

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