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初めての海外
初めて僕が海外に行ったのは中学2年生の時。夏休みの間ニュージーランドの田舎にある農場に滞在して毎日学校に通ういわゆるファームステイをした。
南半球にあるニュージーランドでは、日本とは季節が逆になるため「日本は夏休みなのにニュージーランドでは真冬」という当時の僕にとっては不思議だけどワクワクしする感覚だったのを今でも覚えている。
サイモンという名前の僕と同じ歳のニュージーランド人の農場にファームステイする事になった。毎朝早起きして羊や牛の世話をした。動物といえば犬猫とうさぎくらいしか触った事のなかった僕にとって最初は凄く怖かったけどトラックに乗って羊の毛刈りをしたりするのは最高に楽しかった。
農場での仕事が終わったら今度は学校だ。サイモンのお母さんがリンゴとサンドウィッチをランチパックに入れてくれてサイモンと中学校まで歩いて登校する。英語でわかりもしない授業を聞きながら休み時間になると校庭で皆でラグビーをした。(ニュージーランドはラグビーが一番ポピュラーなスポーツ)
日本でのライフスタイルとはまるで別の新しい生活に僕は毎日ワクワクしていた。今思うと僕はサイモンとどうやってコミュニケーションをとっていたんだろうと思うが、そこは若さとボディーランゲージで乗り切っていたんだろう。
月日が流れて今度はイギリスに留学し、ヨーロッパを回った。18歳の時にはヨーロッパの国のほとんどを一人で回った。沢山の友達が出来た。大学はアメリカの大学に行った。大人になってからも海外には旅行でちょくちょく行く。
海外に行く理由
海外に出ると世界には様々な価値観・文化があり日本では当然と思っていた「常識」が木っ端微塵に砕け散る事が良くある。全部の価値観を受け入れる事はしないけど、理解するようにしている。
生まれた場所・育った環境で人はマナー・宗教・習慣すべてが変わる。海外には色んな人がいてビックリする。
アメリカの現状は皆が思い描いているようなものとはかけ離れている。ロサンゼルスにだって未だに降りたら命の保証はないっていう街が沢山ある。大学でも字がきちんと書けなかったり、掛け算が出来ない生徒が結構居たりする。
アメリカは宗教国家で「進化論なんてデマだ俺は創造論しか信じねぇーっていう」学生もいる。
微笑みの国といわれているタイに行くとお金がなくても本当に皆幸せそうにしている。先日の洪水被害の時も悲観しているのは僕らの方でタイの人達は笑顔で「まーぺんらい(気にしない)」という感じだった。挙げれば枚挙にいとまがないほど、どの国に行っても日本では体験できない事だったり様々な価値観に遭遇する。
とりあえず一旦日本から出てみると見えてくるものもある。日本が嫌いだという人は尚更出ると良い。日本のカスタマーサービスが世界的にみてもいかに良いかがわかるはずだ。
難しい事抜きにして新しい事や新しい人々に会えるのが僕は好きだ。だから僕は行った事のない所に沢山行きたい。
海外旅行は高くない
海外旅行ビッグバンの幕開け!
海外旅行=高いと思っている人は大間違いだ。現在世界中でLCC(ローコストキャリア)格安航空会社が登場している。僕が先日タイに行った時に利用したビジネスエアーもLCCです。38,000円ぽっきり(燃油サーチャージ込み)でバンコクで行ける。
海外旅行のチケットはインターネットで探すのが良い。「Skyscanner」がオススメだ。格安航空券の比較できる。
参考:タイ旅行には格安航空会社 – ビジネスエアーがオススメ
あとはエアアジア何かもオススメだ。たまにキャンペーンで2000円で大阪-クランブールなんてのもある。
日本のガイドブックは買うな!
サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書) | |
![]() | 高城剛 光文社 2009-08-18 |
日本で出版されている旅行ガイドブックには、旅先であまりに役立たない情報ばかりが溢れ、さらに悪いことには、広告主の意向が反映された記事づくりになっている部分が多くあります。
p14
僕も日本のガイドブックは買わなくなった。書いてある事はインターネットで調べられるものばかりだ。僕が見たいのは生の現地の姿であり観光客が行く有名なレストランではなくて地元の人が食べるレストランに行きたい。
そこでオススメなのが【トリップアドバイザー】だ。iPhoneアプリ、Androidアプリもある。トリップアドバイザーは5000万件を超える口コミ情報を掲載している。
iPhoneアプリ、Androidアプリを使うとGPSで現在地周辺のレストランと口コミ情報を順位と共に照会してくれる。ホテルも同様に写真付きで実際に宿泊したゲストのクチコミが見れるのがとても良い。
トリップアドバイザー™:世界のレストランやホテルの口コミ&ランキング 5.9(無料)
カテゴリ: 旅行, ナビゲーション
販売元: TripAdvisor LLC – TripAdvisor(サイズ: 2.4 MB)
全てのバージョンの評価: (1,067件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
渡航する国が決まったらWikitravelというサイトで現地について調べると良い。必要最低限の情報はここで手に入る。
本だとLonely Planetがオススメだ。もともと洋書なのだが、翻訳されたものもいくつかある。情報量が半端じゃない。
ロンリープラネットの自由旅行ガイド「タイ」 | |
![]() | チャイナ・ウィリアムズ メディアファクトリー 2008-05-14 |
英語の方が情報も新しいので英文読める人は原文のものを買うのが吉。
持っていくと便利なもの
1.Simフリー機
iPhoneでもAndroidでもシムフリーの電話があれば向こうでプリペイドsimを買ってネットつなぎ放題できるので僕には必須アイテム!Google Mapがあれば道にも迷わないし、仕事も出来る。
ちなみに僕はGALAXY S II LTE SC-03Dを買ってdocomoショップでシムロック解除してもらった。世界中回ってiPhoneでバシバシ写真とって後で写真アプリを見て世界中にピンが刺さってると感動する。もっと色んなとこに行きたいと思う。
参考:[docomo][Android] GALAXY S II LTE SC-03DのSimロックを解除してきました。 | Last Day. jp
2.圧縮袋
スライダーでらくらく密封 衣類の圧縮袋 アッシュパック Lサイズ 2枚入り | |
![]() | シャレー 売り上げランキング : 1254 by G-Tools |
海外旅行もカバン1つで行くようにしている。先日香港・澳門に行った時カバンとスーツケースで行ったらやっぱり不便でカバンは1つが良い事を再認識した。洋服などかさばるものでも圧縮袋があるとコンパクトにまとめられる!
3.クレジットカード
とくにアメリカはカード社会なので100円のものでもクレジットカードを使うのは当たり前。クレジットカードで航空券を買うと保険が付帯するものもある。カードによっては空港のラウンジも使える。現金は盗難にあう確率もあるので。
4.常備薬
海外の薬は日本人の体に合わなかったりするので常備薬と絆創膏はもっていくと良い。
5.Evernoteに色々入れておく。
パスポートのコピーとか家族の連絡先とか必要なものはEvernoteに入れておくと緊急事態の時に便利。
さいごに
海馬―脳は疲れない (新潮文庫) | |
![]() | 池谷 裕二 糸井 重里 新潮社 2005-06 |
『海馬 脳は疲れない』にもあるが、人間は面白い事や刺激のない日々を送っていると成長しないそうだ。逆に新しい事や刺激的な事に触れ続けていると脳が活性化する。子供の時に見たもの触れたものは常に新しかったのに、大人になると新しいものに触れる機会がぐんと下がる。海外旅行を新しいものに触れられるチャンスだ。
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