
今、世界共通の通貨といえば「アメリカドル」ですが、歴史を振り返ると、共通通貨は1940年のポルトガル通貨から始まり、スペイン、オランダ、フランス、イギリス、そして現在の米ドルと、通貨軸も時代と共に移り変わってきました。
昨今の世界不和や中国経済の混乱で、国家が介入しない「ビットコイン」が次の共通通貨として、注目を浴びています。
2016年末、ビットコインが急騰しました。SNSのタイムライン上でも、「ビットコインに投資しました〜」と書き込んでいる方がたくさん居ました。
友人や知人から「またよしさんはビットコインに投資していますか?ビットコインは今後もっと値上がりしますか?」と聞かれる事が多いので、今回はビットコインについて書いていきます。
ビットコインに投資しているか?
まずビットコインに投資しているか?の答えはノーです。何故なら僕は「ビットコイン」について良く知らないからです。ビットコインに関する本やネットで情報を得た程度で、詳しくはありません。
僕は他人が推奨しているからという理由だけで、何かに投資する事はありません。(過去に失敗した事がありますので)
必ず自分の尺度に照らして、投資対象か分析して決断します。また、ビットコインには株式会社のように財務諸表も無ければ、新しい(仮想)通貨なので、過去のデータもほとんどありません。
何をもってビットコインが割安なのか、割高なのか判断する材料が少なすぎます。
もちろん今後大きく値段を上げる可能性もありますし、逆に1ドルを切る可能性もあると思います。”相場の事は相場に聞け”という格言があるように、実際のところビットコインの相場が今後どうなるのか?は、ビットコイン専門家でも経済博士でも投資のプロでも、予想は出来ても本当の所は誰にもわかりません。世界一の投資家であるウォーレンバフェットですら、投資に失敗する事があるのですから。
「中国政府がビットコインを今後どう扱うのか」、「ビットコインETFが上場するか」というのが2017年のビットコイン相場では大切な要素になってくるでしょう。
ビットコインの時価総額は約1兆円で、ソフトバンクの時価総額は約7兆、トヨタは約20兆でアップルは約60兆。こう考えるとビットコインの市場は、まだまだ1つのグローバル企業より小さいという事は知っておくべきでしょう。
また、ビットコインの取引の大半が中国人やインド人によるものという点も留意しなければいけません。そして、今なぜアメリカドルが世界共通の通貨なのかといえば、それは世界で1番信頼され、世界中で流通=使えるからです。
ビットコインが普及するには、これからいくつものハードルを乗り越えていかないといけません。つまり、世界共通の通貨になるには、信頼され、どこでも使えるという担保が必要な訳です。現状では、普及には程遠く、1つの金融商品としての側面で注目されている所が多いかなと個人的に思います。
ちなみにビットコインへの投資を否定している訳ではありません。今後値上がりする可能性も十分にあると思います。が、ビットコインに関する話題は、タイムライン上では盛り上がり過ぎているので、少し冷静な意見をもと思い投稿しました。
他人がやっているから自分もやってみるとう考えは投資の世界ではリスキーです。大切な資産は自分が納得できるものに使った方が良いのではないでしょうか?
投資関連では、以前に「【2017年】原油価格の見通し」という記事も書いています。
