ハイサイ!東京生まれ東京育ちの沖縄人、@Sayobsです!
沖縄県・南風原町にご招待頂き、新しく設置された「公衆WiFiサービス」とスマホとiPhoneで使える「南風原町観光なび」を体験してきました。
南風原町知ってる?
沖縄の地名は読み方が難しいですよね。南風原町は「はえばるちょう」と読みます。
沖縄県南部に位置する小さな町です。那覇市は人口は32万人いますが、南風原町はその1/10の36,079人(平成25年2月末)です。
特産は「かぼちゃ」、「ヘチマ」、「スター・フルーツ」です。かぼちゃは県内の半分は南風原町から出荷されています。「ヘチマ」は沖縄県では家庭料理の定番です。
那覇市のすぐお隣にありますが、「沖縄県では唯一、海がない町」として知られています。県外の人の中には「初めて耳にする町だ!」という方も多いでしょう。
(via:南風原町地図)
↑が南風原町の位置です。
公衆WiFiサービス
観光地としては、まだまだこれらからの南風原町ですが、インターネットの力を利用して観光客の誘致に最大限の力を注いでいます。
まず1つ目のサービスが公衆WiFiサービスです。
↑のステッカーがある所では無料にて誰でもWiFiが使えます。※WiFiは南風原町役場庁舎・かすりロード(1周すると約2km)から1.5kmまでは電波が届くそうです。ルーターへの同時接続は700人まで可能。
※使用しているルータの理論値なので、場所によって電波が届かない場所もあります。
参考:かすりの道MAP
沖縄には中国人を始め、アジアからの観光客が急増しています。「最近国際通りは、日本人の観光客より中国人の方が多い日もあるんじゃないか」と思うほどです。
外国人にとっては、フリーのWiFiスポットは便利ですよね。無線LANの開放は沖縄県全体で早急に取り組んで頂きたいです。(日本は、まだまだ外国人観光客に向けてのインターネットでのおもてなしは遅れていますよね。)
Android/iPhoneアプリ「南風原町観光ナビ」
公衆WiFiサービスだけではありません。スマホとiPhoneでリリースされているアプリ「南風原町観光ナビ」があります。このアプリAR体験ができるんです。
ARとは?
Augmented Reality の略記。日本語にすると、「拡張現実」。
ディスプレイに映し出した画像に、バーチャル情報を重ねて表示することで、より便利な情報を提供する技術。
精細なディスプレイとカメラを搭載したスマートフォンの普及により、AR技術を利用した多数のアプリが開発されている。
「南風原町観光ナビ」アプリを起動すると、周辺にある観光スポットがディスプレイに浮かび上がります。
目的地を決定します↓
すると目的地「イジュンガー」までのナビゲーションが表示されます。この機能いいですね!!
目的地までは81.7メートルです。
案内に従って歩いて行くと、「イジュンガー」が見えてきました!
「イジュンガー公園」です↓
ちなみに「イジュンガー」というのは、泉の事です。イジュンガー公園では昔良質な水が湧いており、地域住民の飲料水や仏壇に供える為に使用していたそうです。
参考:イジュンガー公園 — 沖縄観光・沖縄移住情報サイト ちゅらほドットコム
各ポイントにはスタンプラリーも用意してあります。従来のスタンプラリーとは違い、こちらもアプリを使って出来るようになっています。沖縄県初の取り組みだそうです!
↓のように黒い部分にアプリからカメラをかざします。
これでスタンプラリーがゲットできました。初めての体験でしたが、認識率が良くて驚きました。これからスマホを使った、こういうアプリが増えそうですね!
フォトフレームを使って記念撮影する事も出来ます。撮った写真はTwitterで共有できます。
外国人観光客が多い沖縄なので、英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語に対応しています。
アプリのすべてをお見せしてしまうと、つまらないので是非皆さんも南風原町に行って公衆WiFiと、「南風原町観光ナビ」を体験してみてください。
全て無料で体験できますよ :)「南風原町観光ナビ」は「かすりロード」で使えます!
参考:「南風原町かすりロード」を歩いてみた – 沖縄B級ポータル – DEEokinawa(でぃーおきなわ)
目指せ620万人
沖縄県には年間約600万の観光客が訪れます。今年は本土復帰40周年でさらに県全体で観光業に力を入れるそうです。この公衆WiFiサービスの利用状況が高ければ、今後設置ポイントも増やしていくそうです。
上でも書きましたが、街中でWiFiを使えるのは特に外国人にとっては、本当に便利です。このプロジェクトが成功して、沖縄中に広がっていくといいなと思います。