僕は、月の大半を海外で過ごしています。年間50回以上、飛行機に乗っていて、日本と海外を行き来しています。現地での病気や怪我のトラブルに備えて、海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを常に2枚携帯しています。どのカードを持っているかは、下で紹介するのでもう少々お待ちください。
海外旅行にはトラブルが付きものですよね。現地で盲腸になり手術をして保険に加入していなかった場合、100万円以上の高額の治療費を請求される事もありえます。
僕も何度か海外で病院にお世話になっています。
皆さん海外旅行保険には加入していますか?加入している方は海外旅行保険にいくら費やしていますでしょうか? 実は海外旅行保険を安く(というか無料)にする裏ワザがあります。
僕は必ず事前に海外旅行保険に加入しています。空港で海外旅行保険に加入する方も多いと思います。しかし、クレジットカードにも海外旅行保険が付帯しているので、僕は毎月海外出張に行きますが、※基本的には、医療費が安い、東南アジアへの出張が多いので、海外旅行保険にお金を払った事がありません。
今回紹介するのは、ゴールドカードではなく全て年会費無料のクレジットカードだけです。
知っていると知っていないのでは、旅行にかかるコストが大分変わります。
目次
海外旅行保険の詳細
まずはクレジットカードに付帯している、保険の内容を見てみましょう。海外旅行保険のカバー範囲は↓の5つから成り立っています。
- 死亡・後遺障害保険金
- 傷害治療・疾病治療保険金
- 個人賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用保険金
少しわかりにくいので、カンタンに説明をしていきます。
傷害治療・疾病治療保険金はケガをした時や病気(手術の治療)の治療費です。
人賠償責任は他人の物を壊してしまった時に支払われる補償金。例:ホテルのテレビを壊してしまった。車をぶつけってしまったなど。
携行品損害は財布や携帯が盗まれた時の補償。
救援者費用保険金は遭難や入院をした時に親族や救済者が現地まで来た時の交通費。
国別で海外旅行保険の比較
5日間、海外旅行いく際に空港の窓口で保険に加入した場合の比較表です。
上であげた5つの補償をカバーするには↓の金額がかかります。(1人あたり)
国名 | 金額 |
---|---|
アメリカ | 約3000円 |
韓国 | 約2500円 |
フランス | 約3000円 |
1ヶ月、2ヶ月の長期の海外保険になると10,000円、20,000円かかります。ただでさえ、海外旅行は費用がかかるのに、保険料金は出来れば節約したいですよね。
家族旅行ともなれば、上記の金額かける人数分になるわけですから、負担額がさらに増大します。
※先日1週間韓国に旅行にいった際、空港で海外旅行保険に加入したら、2人で5,000円近くかかりました。5,000円あれば、豪華なディナーにいけますよ。空港で加入する海外旅行保険は、ネットで加入できる海外旅行保険に比べて割高です。
クレジットカードの場合
クレジットカードは、海外旅行する上で本当にお得なので皆さん作った方が良いです。
クレジットカードを持っているだけで(但し、自動付帯のクレジットカードに限る)、海外旅行保険に無料で加入できます。しかも3ヶ月間も追加料金一切無しで補償されます。
無料でクレジットカードが作れて、こんな補償までしてくれるのは日本くらいなものです。大切に使わせて頂きましょう。
下記で紹介している、年会費無料のクレジットカードでも無問題です。
しかもクレジットカードを複数を持つ事で死亡補償以外の「傷害治療・疾病治療保険金」、「個人賠償責任」、「携行品損害」、「救援者費用保険金」の最高額が加算されます。
死亡補償は、カードを複数持っていても、高い方が優先されます。しかし、利用する確率の高い、「傷害治療 」や「疾病治療」「携行品損害」は、補償額を加算できるので、2枚とも持っているほうがより安心です。
クレジットカードの付帯保険で大丈夫?と思うかもしれませんが、僕はこれまで海外の病院はすべてクレジットカードの保険でカバーできました。現地での病院では外国語での診察になるので、語学が心配な方もいらっしゃると思いますが、安心してください保険会社が通訳も派遣してくれます。
支払いも担当者が全て処理してくれるので、こちらでやる事はありません。
自動付帯と利用付帯の違い
カードには「自動付帯」と「利用付帯」方式があります。
自動付帯は、カード利用がなくても持っているだけで補償される方式です。海外旅行に行くと自動的に保険が有効になるので、旅行前に特別な手続きは必要ありません。ただ、カード発行には数日〜かかってしまいますので、早めの申し込みをおすすめします。
一方の利用付帯は、そのカードを利用し旅行代金の一部を支払うことで、補償が受けられる方式のことです。条件はカードによって少しずつ異なりますが、航空券、ホテルの宿泊費に加えて、空港までのタクシーやバスなどの公共交通機関の支払いに使用しても、利用とみなされることがあります。
今回下記で紹介しているのは、海外旅行保険が「自動付帯」でかつ「年会費無料」のカード2枚です。
海外旅行保険自動付帯クレジットカードは2枚持ちがオススメ
これからご紹介するカードは、「利用付帯」ではなく「自動付帯」です。つまり、持っているだけで海外旅行保険が適用されます。
そして、2枚持っていることで保険料の補償金が合算されるので、さらに充実した補償内容になります。2枚とも年会費は無料なのに、保険料は合算できるすごいカードです。
※保険金の合算について、もう少し後で詳しく説明します。
エポスカード
カード名 | 年会費 | 発行期間 | 死亡・後遺障害保険金 | 傷害治療・疾病治療保険金 | 個人賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用保険金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エポスカード | 永年無料 | 即日 | 500万円 | 270万円 | 2,000万円 | 10万円 | 200万円 |
エポスカードは海外旅行保険が自動でついてくるだけでなく、他にも特典・サービスがたくさんあります。
・カードを紛失、盗難にあった場合届けた日から61日前までさかのぼって全額補償
・利用したらすぐにメールで通知がくるように設定できる
・偽造が困難なICカードチップ
・海外旅行などで、通常よりたくさんのお金が使える、増額サービスがある(ポイントが一気にたまりやすくなりますね)
・ETCカードが年会費無料でつけられる
・ポイント交換システムがあるので、マルイで使えなくても大丈夫
JCB EIT

カード名 | 年会費 | 発行期間 | 死亡・後遺障害保険金 | 傷害治療・疾病治療保険金 | 個人賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用保険金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
永年無料 | 即日 | 500万円 | 100万円 | 2,000万円 | 10万円 | 200万円 | |
JCB EITにも、このカードならではの特典がたくさんあります。
・ QUICPay(クイックペイ)が使える
※QUICPayは、チャージしなくてもピッとかざすだけで支払いができるサービスで、クレジットカードで支払うよりも会計が迅速にできます。チャージしなくてもクレジット払いになるので、端末機械を見かけたら、QUICPayを使うほうが便利です。
・ショッピングガード保険がついていて、最高100万円(自己負担額1万円)で補償してもらえる。
・JCBのOkiDokiポイントプログラムが、ショッピングで2倍たまる
※JCBのポイントプログラムであるOkiDokiポイントプログラムはかなり充実しています。JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーでもあるので、ポイントでチケットやディズニー公式ホテルの食事券と交換することもできます。
前述した通りこのクレジットカードを2枚(エポスカードとJCB EIT)持っていると、保険金を合算できる項目があります。
JCB EITとエポスカードはの補償内容の比較と合算
カード名 | 死亡・後遺障害保険金 | 傷害治療・疾病治療保険金 | 個人賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用保険金 |
---|---|---|---|---|---|
2,000万円 | 100万円 | 2,000万円 | 20万円 | 100万円 | |
エポスカード | 500万円 | 270万円(+) | 2,000万円(+) | 10万円(+) | 200万円(+) |
合算合計 | 2,000万円 | 370万円 | 4,000万円 | 30万円 | 350万円 |
↑の表の解説です。クレジットカードの海外旅行保険の凄いところは、複数のクレジットカードの保険金を合わせる事ができる事です。
例えば、「傷害治療・疾病治療保険金」は、JCB EITだけなら、100万円ですが、エポスカードも持っていれば270万円をJCB EITカードの100万円と合算できます。100万円(JCB EIT)+270万円(エポスカード)で合計370万円の保険金が出ます。
「個人賠償責任」、「携行品損害」、「救援者費用保険金」に関しても同様です。複数のクレジットカードの保険金を合算する事ができます。
ただし、「死亡・後遺障害保険金」だけは保険金の合算ができないので、この場合は保険金の高いクレジットカード会社(保険会社)に連絡してください。
2014年〜2015年に海外旅行で使用された保険内容は?
「治療・疾病費用」が約50%、「携行品損害」が40%になっています。
海外旅行保険で1番利用が多い保険は、「傷害治療、疾病治療」と「携行品損害」です。例をあげて解説してみます。
海外で思わぬ怪我をしてしまう、電車の中でスリにあう
↓
クレジットカードの保険会社のサポートセンターへ電話し、提携している病院等を紹介してもらい、サポートを受ける
↓
治療(キャッシュレスなので、現金で支払う必要なし)
↓
エポスカードの傷害治療保険金270万円(1事故の限度額)が補償される。
↓
エポスカードの保険金だけで足りない場合はJCB EITのサポートセンターに電話をして保険金の合算依頼をする
という流れになります。
※死亡・後遺障害の保険金については、限度額の高い方が適用されます。
日本国内の窓口(出発前・帰国後のご連絡先)
0120-11-0101(24時間受付)
JCB EITカードの連絡先
「損保ジャパン日本興亜JCB事故受付デスク(JCBカード自動付帯サービス専用)」
0120-258-554(受付時間9:00AM~5:00PM 日・祝休)
海外旅行保険の補償期間
クレジットカードの海外旅行保険の補償期間は旅行に行った日から90日間です。意外と知られていないのですが、帰国後も72時間以内なら日本国内の病院でも海外旅行保険が適用されます。
渡航先で調子が悪くなり日本に帰国し、病状が悪化した場合は海外旅行保険が適用されますので、まずはクレジットカードのサポートセンターにお問い合わせをしてください。診察費はもちろん、レントゲンや薬も補償されます。
保険金に支払いできない例
当たり前ですが、故意による怪我、ケンカや飲酒運転による怪我などは保険金が支払われません。
保険金の支払いができない場合もあるという事は常に頭にいれておきましょう。
医療費が高い欧米諸国に行く時は注意が必要
欧米諸国で万が一病気になり入院・手術を受けた場合、医療費が500万、時には1,000万以上かかる事もあります。
事前に渡航先の医療費を調べて、アメリカなど医療費が高いとわかっている国に行く場合は、クレジットカードの海外旅行保険ではなく、事前に補償額が無制限の海外旅行保険に加入しましょう。
エポスカードがおすすめ
当サイトでは、クレジットカードの2枚持ちをオススメしています。(保険金が合算されるため)しかし、もちろん1枚だけでもOKです。その場合は、世界中で使えるエポスカードがおすすめです。年会費も永年無料なので、持っているだけで海外旅行保険が自動付帯しています。
急いでる人はウェブから申し込みをして、即日マルイ店頭でクレジットカードを受け取る事ができます。
※エポスカードは国際決済ブランドであるVISAなので、世界中のお店で使えます。
JCB EIT
韓国や、ハワイ、グアムなど日本人が多い所に行く予定の方は、JCB EITをオススメします。例えば韓国でJCBを提示するだけで、仁川国際空港からソウル駅までの電車が無料になります。
僕も最初は年会費無料のクレジットカードに海外旅行保険が自動で付くなんて、こんなに上手い話あるのー?と思いました。
しかし、実際にクレジットカードを申請して、本当に使える事がわかると、なんでもっと早く知らなかったんだろうって思いました。
今では、僕の家族や友達にも自信をもって、すすめています。一銭もかからないですしね。
このブログ経由で100枚以上すでにお申込み頂いてます。時々感謝のメールも頂けます。これからも皆さんに有益な情報を共有できるように頑張ります♪
エポスカードとJCB EITのどらちらを作ろうか迷っています。一つ作るとしたらどちらを作るのが良いでしょうか? 私も海外旅行保険は今まで空港で加入していましたが、これからはクレジットカードの保険だけにしようと思います。
どちらか1つに絞るとすればエポスカードがおすすめですが、両方とも年会費無料で、保険も合算できるので、出来れば2つとも作るのをオススメします。2つ持っていても維持費は一切かかりません。
エポスカードの詳細はこちらです。
おもしろい
海外でクレジットカードの保険を使う場合、
どうしても具合が悪すぎてカード会社に連絡できずに病院を受けて、
日本に帰国してからカード会社に申請というのはできるものなのでしょうか。
それともやはり
現地から一度電話をしなければいけないもなですか。
僕もいつも何枚か自動付帯のクレジットカードを持ち歩いてるのですが、
幸いに一度も使ったことはありません。
今後のためにご質問させてください。